◇ラグビー日本代表国内合宿（２日、宮崎県）９月３０日から行われている今回の合宿にはケガによる離脱が発表されたヴィンピー・ファンデルヴァルト選手を除く、２０１９年Ｗ杯日本代表の稲垣啓太選手や姫野和樹選手ら３８名が参加。この日はグラウンドの初練習となりました。

２時間ほど報道陣に公開された午前中の練習では、フォワードとバックスに分かれ、フォワード陣はラインアウトやスクラム、バックス陣はパス練習などを行いました。

練習後には稲垣選手がオンラインで取材対応。グラウンドでの練習初日について「非常にいい印象を受けますね。チームのスタンダードが高くなったことを今日１日の練習で実感しました。初日にしてはみんなゲームに対する理解度も高かったですし、初めて合宿に参加した選手も含めて相当準備してきたなという感覚がありました」と手応えを語りました。

また、同じく練習後に行われたジェイミー・ジョセフＨＣの会見では、２０１４年４月から日本代表のキャプテンを務めたリーチマイケル選手に変わる新キャプテンが発表されました。選ばれたのはピーター・ラブスカフニ選手。２０１９年Ｗ杯アイルランド戦とサモア戦でゲームキャプテンを務めたラブスカフニ選手をキャプテンに指名した理由についてジョセフＨＣは「彼はナチュラルリーダー。安定感の部分もそうだが、英語を話せて、日本でもプレーしていて日本語もある程度分かるのでキャプテンを任せようと思った」と語りました。

新キャプテンのラブスカフニ選手率いるラグビー日本代表（世界ランキング１０位）は今月２３日に３位の強豪・オーストラリアとのテストマッチを大分で行い、１１月には５位のアイルランド、１９位のポルトガル、７位のスコットランドと対戦する欧州遠征を行います。