アイルランド戦 カギは「2人のリーダー」
世界ランキング10位のラグビー日本代表は6日、同5位のアイルランドと対戦します。2年前のワールドカップでは歴史的な勝利を挙げましたが、今年7月の再戦では31対39で惜敗。通算対戦成績は日本の1勝10敗と大きく負け越しています。
「今回、アイルランドに勝利するチャンスがある」と話すのは、15年ワールドカップ日本代表の真壁伸弥さんです。強靱なフィジカルのアイルランドに対し「セットプレーの精度とフォワード戦」がポイントと話し、キーマンにフランカーのピーター・ラブスカフニ選手と、ナンバーエイト姫野和樹選手の2人を挙げました。
10月に日本代表の新キャプテンに就任したラブスカフニ選手について真壁さんは「相手にキックを蹴られたときに全力で走って戻る、誰よりも率先して走ってディフェンスするのが魅力。とにかく真面目で日本ラグビーへの思いの強さはキャプテンとして適任」とチームへの献身性と日本愛を絶賛。
姫野選手については「今年ニュージーランドでプレーして安定感が増した。タックルされても前に出られる強さがチームの助けになる」と分析し、「2人がアイルランド戦勝利のキーマン。試合中に客観的な判断ができる“2人のリーダー”に“背中”と“言葉”でチームを引っ張って欲しい」と期待を話しています。
■試合日程■
リポビタンDツアー2021アイルランド×日本
11月6日(土)日本時間午後10時キックオフ(アイルランド・ダブリン)
写真協力:齋藤龍太郎(楕円銀河)