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球場騒然 ドジャース投手の顔に約170キロの打球直撃で試合一時中断 23年11勝の先発候補

2025年2月21日 3:54
球場騒然 ドジャース投手の顔に約170キロの打球直撃で試合一時中断 23年11勝の先発候補
顔に打球が直撃しうずくまるミラー投手(写真:AP/アフロ)
MLBオープン戦 カブス12-4ドジャース(日本時間21日、米アリゾナ州グレンデール)

MLBオープン戦が日本時間21日に開幕しドジャースのボビー・ミラー投手の顔面に、強烈なライナーが直撃するアクシデントがありました。

アクシデントが起こったのは、ドジャースの3点リードで迎えた3回の場面。ミラー投手はカブスのマイケル・ブッシュ選手に投げると、時速約170キロの強烈ライナーがミラー投手の顔面を直撃します。打球は帽子が弾き飛ばされるほどの衝撃となり、ミラー投手は顔を押さえてその場にうずくまります。

球場は騒然となり痛みにもだえる様子も見られましたが、ミラー投手は何度か頭をさすると、ゆっくりと起き上がります。チームメートに心配されながらも顔を上げると、額の右側が赤く腫れ上がっている様子。しばらくすると、ミラー投手は自分の足で立ち上がり、歩いてグラウンドを後にしました。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督によると、ミラー投手は脳しんとう検査を受けているといい、今後については数日間見守るとのことです。

25歳のミラー投手は23年に11勝、昨季は2勝4敗で今季はドジャースの先発ローテーションの最後の1枠を争っていることもあり、1日も早い復帰が望まれます。
最終更新日:2025年2月21日 4:55
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