北京五輪 日テレは羽生のショートを中継
日本民間放送連盟(民放連)は6日、来年2月に中国・北京で開幕する北京オリンピックの民放テレビによる取り組み概要を発表しました。
民放地上テレビ各系列では、今夏の東京オリンピックに続き、注目種目の生中継を中心に放送。民放BS各社では、冬季大会では初めて一部の競技をBS4Kならではの高精細な画質で生中継する予定としています。
民放地上テレビでは、競技が始まる日本時間午前10時前後から、深夜0時過ぎの競技終了まで生中継を中心に放送し、総放送時間は現在のところ約90時間となる見込みです。さらに、BS4Kは50時間弱を予定。デジタル配信(TVer/gorin.jp)で、NHKの地上波放送をのぞき、ほぼ全ての競技をライブ配信し、その時間は500時間を想定しています。
日本テレビの主な中継競技は以下の通り(*選手は民放連発表の注目選手で、出場はまだ確定していません)
■フィギュアスケート 男子ショートプログラム
2月8日(火)午前10時15分~午後2時30分
男子の出場枠は3枠。出場選手はまだ決まっていませんが、期待されるのはフィギュアでアジア人初となる冬季オリンピック3連覇のかかる羽生結弦選手、平昌オリンピック銀メダル宇野昌磨選手、世界ランキング1位にもなった鍵山優真選手らです。4回転時代に突入し、世界最高得点が予想される五輪史上最も高レベルなショートプログラムが予想されます。
■スピードスケート 女子1500m
2月7日(月)午後5時30分~午後7時5分
この種目では平昌オリンピックで銀メダルを獲得した高木美帆選手に期待です。2019年に世界で初めて1分50秒の壁を破り、世界記録保持者となった高木選手が一番得意とするのが1500m。前回の平昌大会では、チームパシュートで金メダル獲得しましたが、北京では悲願の個人種目金メダルを狙います。
■スキージャンプ 混合団体ノーマルヒル
2月7日(月)午後8時45分~午後10時45分
日本は新種目として初の王者を狙います。注目は、W杯で世界最多の表彰台109回というギネス世界記録(21年4月21日時点)を達成した高梨沙羅選手と、男子のエース小林陵侑選手です。男女ダブルエースが新種目の初代金メダルを狙います。
※上記の中継種目は一部であり、他の種目についても放送を行います。
※選手および放送種目、スケジュールは変更される場合があります。
※選手の出場が決まっているような誤解を招く表現がありましたので、一部、記事内容を修正致しました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ