鍵山「パニくった」ミス続きSP7位出遅れ
◇フィギュアスケート グランプリシリーズ第3戦 イタリア大会男子ショートプログラム(現地5日 トリノ)
GPシリーズ第3戦、イタリア大会が開幕。男子ショートプログラムで、昨季の世界選手権2位の鍵山優真選手(18)が7位と出遅れ、友野一希選手(23)は6位となりました。
イタリア大会が今季初のGPシリーズ参戦となった鍵山選手は、冒頭の4回転サルコーで着氷が乱れると、続く4回転を含むコンビネーションジャンプが、3回転トーループ単独となるなどミスが響き、80.53点で7位と出遅れました。
演技後、鍵山選手は「悔しいという一言で、自分でも何が起こったかわからないぐらいちょっと頭がパニくってしまった。(4回転)サルコーは練習から乱れていたので、そこが対処できなかったというのが一番。その後のトーループで少し慌ててしまってミスが続いてしまったのが悔しいです」と反省を口にしました。
そしてフリーに向け、「もう何も考える必要はないので、ただただ挑戦者としてどんどん攻めた演技ができたらいい」と前向きに話しました。また、友野選手は83.91をマークし、6位発進。男子フリーは現地時間6日に行われます。
写真:ロイター/アフロ