新体操・皆川夏穂 世界選手権で引退意向
◇新体操 世界選手権本会場練習(25日、福岡・北九州市)
27日から福岡・北九州市で開幕する新体操の世界選手権に向け、リオ五輪代表の皆川夏穂選手(24)が本番と同じ会場で約30分の練習を行いました。
東京五輪では、惜しくも代表に選ばれなかった皆川選手。それでも再び世界選手権の舞台で日本代表に戻ってきました。
皆川選手は、練習後のインタビューで「世界選手権で選手として一区切りと考えている」と、世界選手権を最後に現役引退の意向を明かしました。さらに、「五輪に出場できなくて悔しい思いもあったが、その悔しさをバネに自分が達成できなかったものを全てぶつけたいという気持ちもある。緊張はすると思うが順位や点数にとらわれるのではなくて、自分が伝えたいもの、自分の世界観だったり自分の強みを1分半に込めて、新体操の持つ本当の美しさを全力で伝えていきたいと思う」と意気込みを語りました。
皆川選手は28日に行われる個人予選のリボンに出場予定です。
写真:西村尚己/アフロスポーツ
※写真は6月の東京五輪代表選考会のもの