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松生理乃SP首位 フリーで3A挑戦公言

2021年9月25日 22:06
松生理乃SP首位 フリーで3A挑戦公言

25日に行われたフィギュアスケート中部選手権大会。北京五輪代表最終選考会となる12月の全日本選手権への予選を兼ねた今大会。今季シニアデビューの16歳、松生理乃選手が出場しました。

松生選手は去年、全日本ジュニア選手権で優勝。その後、シニアの選手に交じり出場した全日本選手権では、紀平梨花選手、坂本花織選手、宮原知子選手に次ぐ4位に入賞。期待の新星として、注目されました。

この日のショートプログラム。松生選手が滑るのは、エディット・ピアフの『A quoi ca sert lamour(邦題「恋は何のために」)』。軽やかなシャンソンのメロディーに乗せて、松生選手は冒頭の3回転フリップ、ダブルアクセルを着氷。そして基礎点が1.1倍となる後半には、3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプを成功させるなど、ノーミスの演技を披露。69.48点で首位発進を決めました。

試合後、「もう少し質のいいジャンプが跳びたかった。少し悔しい気持ちと、69点というのは、自分的には高い点数。とりあえずは満足してもいいのかな」と、演技を振り返った松生選手。北京五輪について聞かれると「目指しているところではある。しかし、五輪五輪とならずに、しっかりと自分の目の前にある試合をこなしていって、つなげていきたい。とりあえずは明日(26日)のフリーにしっかり気持ちを入れてやっていきたい」と答えました。

26日に行われるフリーでは、まだ完璧な習得はできていないと話すものの、大技トリプルアクセルへの挑戦を公言。「少し回転が足りなくても(着氷を)右足で立つことを目標にやりたい。しっかりとトリプルアクセルを入れた上で、大きなミスなく終えられるように頑張りたいと思います」と、意気込みを語りました。

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