×

オリ高卒2年目宮城 5000万円でサイン

2021年12月7日 23:41
オリ高卒2年目宮城 5000万円でサイン

オリックスの宮城大弥投手(20)が7日、契約更改交渉に臨み今シーズン年俸870万円から5倍以上となる4130万円増の5000万円でサインしました。(金額は推定)

高卒2年目の今シーズンは23試合に先発し13勝4敗。防御率は2.51でいずれもエース山本由伸投手に次ぐ、リーグ2位の成績。25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。

宮城投手は契約更改について、「予想していたより金額は上の方でした。いいものを提示されてそこに見合った投球をしていかないといけない」と納得のサイン。

今季20歳ながらベテランのような投球術を見せてくれた宮城投手。交渉術でも巧みな駆け引きを球団に見せました。

「今季は9個貯金を作って、優勝にも貢献できたと思うので。来年も頑張りますので、よろしくお願いします…」と交渉の場で直接“おねだり”。当初提示された金額よりさらにアップしての契約となったことを明かしました。

この日は、おしゃれな伊達メガネをかけて登場。昨シーズン山本由伸投手が契約更改の会見にメガネ姿で臨んだのをマネしたそうで、「ZOZOTOWNで2000円くらいで買いました」と話す宮城投手に、「結構ケチりましたね」と報道陣から突っ込みが入るとはにかみながら「ケチる部分がありました…」と笑いを誘いました。

来季に向けては、「課題は体力のほうだと思っています。今年、失速した分、もったいないなと思っているので、回復の早さというのも意識しながら取り組みたい。今は8時間から9時間睡眠を取るようにしていて、走る体力をつけています」と明かし、一番欲しいタイトルについては「防御率。1点台にしたい」と意気込みを語りました。