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山本由伸が「5回無失点」の好投! 浴びた安打はわずか2本 ピンチも併殺に打ち取り雄叫び ロバーツ監督は強く抱擁

2024年10月12日 10:27
山本由伸が「5回無失点」の好投! 浴びた安打はわずか2本 ピンチも併殺に打ち取り雄叫び ロバーツ監督は強く抱擁
5試合目で先発し好投を披露したドジャース・山本由伸投手【写真:AP/アフロ】
MLBナ・リーグ地区シリーズ ドジャース-パドレス(日本時間12日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸投手が地区シリーズの第5戦に先発登板し、圧巻の投球を見せました。

ドジャースとパドレスが両者「2勝2敗」で迎えた最終、第5戦。勝者がリーグ優勝決定シリーズにコマを進め、敗者がポストシリーズ敗退となる重要な1戦となりました。対するパドレスの先発はダルビッシュ有投手。ポストシリーズで日本人投手が投げ合うのは初めてとなっています。

緊張した面持ちでマウンドにあがった山本投手は、初回から空振り三振を含む三者凡退で上々な立ち上がりを見せます。この好投に、本拠地のファンはタオルを振り回しながら大歓声。山本投手はベンチに戻ると仲間に迎えられ笑顔を浮かべます。

2回には、先頭打者・マチャド選手に甘めに入った初球のストレートをフェンス直前まで運ばれるというヒヤリとする場面も。3人目の打者には四球を許し、この日初めてランナーを背負うも、後続を打ち取り無安打の好投を披露します。

その裏にはホームランでドジャースが1点を先制。援護をもらう中で上がった3回のマウンドでは、2連打を浴び1アウト1、2塁のピンチを背負うも、後続をダブルプレーとします。山本投手はピンチを脱すると、大きく吠え笑顔を見せました。

さらに4回以降は2イニング連続で三者凡退。5回のマウンドを降りベンチに引きあげるとロバーツ監督から強く抱きしめられた山本投手。仲間からも笑顔のハイタッチで迎えられ、大谷翔平選手も山本投手の頭を力強くつかみグリグリと手荒くねぎらい。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。
最終更新日:2024年10月12日 10:42
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