ラグビー日本代表の新ヘッドコーチとなるエディー・ジョーンズ氏が14日、都内で会見を行いました。

エディー氏は日本を指揮して南アフリカを撃破するなど、3勝を挙げた2015年のワールドカップ以来の復帰。

就任の経緯について日本ラグビーフットボール協会会長・土田雅人氏が説明。2015年大会で日本代表を新たな次元に引き上げた実績を挙げて、「今後のラグビーの発展に向けてベストな指導者はエディー氏であると考えています」と理由を話し、任期は次回27年のW杯オーストラリア大会までの4年間となりました。

エディー氏が掲げたテーマは、「速いラグビー」です。「トップ8をかならず目指したい。常にそういったレベルをキープできることを目指したい。ラグビーは勢いの必要なスポーツで、日本人は体は小さいですけども、スピードアップを図ることは確実に実現できると思います」と語りました。

また、「それをするためには日本代表だけではなくて、もっと下の世代の若いチームから教育していくことが大事」と、若い世代の重要性を強調。

「日本はリーグワン、大学、高校レベルでもレベルアップをはかっていることは事実。今は強いだけでなく国民の皆さんに愛されるチームに育っている。それをますます力強いものにしていきたい」と意気込みました。