メジャーリーグのMVPが22日に発表され、ドジャースの大谷翔平選手がナショナル・リーグのMVPを満票で受賞しました。

大谷選手は、発表の中継にリモート出演。その瞬間を大谷選手は妻・真美子さんと愛犬・デコピンと一緒にソファに座り待機します。

自身も2014年にナ・リーグでMVPを獲得し、大谷選手のチームメートでもあるクレイトン・カーショウ投手から「2024年のMVPは僕のチームメート、大谷翔平」と受賞を発表されます。すると2人の間に座っていたデコピンが逃走するハプニングが発生。大谷選手も「あ～」と苦笑いしますが、隣に座る真美子さんとグータッチで祝福しました。

昨年9月右肘手術のリハビリのため、今季は打者に専念。54本塁打、59盗塁の成績でMLB史上初となる50本塁打・50盗塁の「50-50」と歴史的快挙を達成し、さらにメジャー挑戦から7年目で初のワールドチャンピオンに輝きました。

エンゼルス時代の昨季に続く2年連続3度目の受賞。さらに両リーグMVPはフランク・ロビンソン（1961年レッズ、1966年オリオールズ）以来、58年ぶり史上2人目。「指名打者専任でのMVP受賞」は史上初の快挙でした。

受賞を受け大谷選手は今年を振り返り「ドジャースの一人として（MVPを）もらったと思っているので、シーズンもそうですし、ポストシーズン、ワールドシリーズも、みんなでつかみ取ったものだなと思っています」とコメントしています。