◇プロ野球セ・リーグ 広島12―3巨人(3日、マツダスタジアム)

2連敗中でこの日を迎えた広島。巨人の先発・赤星優志投手を初回から打者1巡の猛攻で攻め立て、一挙6得点。その後も得点を重ね13安打12得点の猛攻を見せ、12対3で大勝しました。

初回から巨人・赤星投手をとらえた広島打線。2アウト1、3塁から坂倉将吾選手のセンターへのタイムリーで先制すると、続く中村健人選手にプロ初となるタイムリー、さらにこの日プロ初スタメンの矢野雅哉選手に初安打となるタイムリーが飛び出すなど、初回から一挙6得点の猛攻を見せます。

広島は続く2回にも、チャンスでマクブルーム選手と小園海斗選手のタイムリーで3点を奪い、さらにリードを拡大。

4回にも、2アウト満塁のチャンスで上本崇司選手がタイムリーを放つなど3得点を挙げ、この日は13安打12得点。先発・床田寛樹投手ら投手陣もリードを守りきり、広島が勝利を飾りました。

この日、プロ初スタメンで初安打を放った矢野選手は、「1軍に上がってから『まだかまだか』と思って練習から取り組んでいたので打てて良かった。本当にうれしかったです」と笑顔で振り返りました。

今季チーム最多となる12得点で勝利を収めた広島。SNS上では「打線大爆発やん…」「打ちすぎて逆に心配」などファンから喜びの声が上がっています。