【高校サッカー】鳥取・米子北 県内敵なし 盤石の14連覇で悲願の全国制覇へ
先制点を挙げた仲田堅信選手
102回目の開催となる全国高校サッカー選手権大会。全国最少の20校が加盟する鳥取県からは、米子北が全国大会へ進出しました。今回は鳥取代表米子北の鳥取県大会決勝を振り返ります。
◇ ◇ ◇
14大会連続19回目の全国出場を狙い、県内では無敵の米子北。相対するは初の全国出場を目指し、近年成長著しい鳥取城北。前回大会に続いて2年連続同じ顔合わせとなりました。
伝統の「堅守速攻」を掲げ、準決勝までで48得点2失点と圧倒的な力の差を見せつけてきた米子北。エースの森田尚人選手や、攻守の中心となるボランチの仲田堅信選手など実力派の選手が今年は揃いました。
一方、「アイデア溢れる攻撃サッカー」を軸に戦ってきた鳥取城北。攻守の要である初瀬颯太選手を中心に、CBで主将の織戸優生選手の守備力、ここぞという時にゴールを決めるFW橋本琉輝選手の得点力などで勝ち上がってきました。
お互いに点が取れない展開が続いた決勝戦は前半31分、右サイド田村郁颯選手のクロスをボランチの仲田堅信選手がゴール前へ飛び込み、ヘディングで決めて米子北が先制。米子北が1-0とリードしてハーフタイムへ入ります。
後半23分、鳥取城北の岡田睦斗選手がペナルティエリア内までドリブルで持ち込み、シュートしたボールが相手DFの手に当たりPKを獲得。自ら落ち着いて決めて同点に追いつきます。
それでも動じないのが試合巧者の米子北。後半34分、鳥取城北の選手たちの足が止まる中、途中出場の愛須隆聖選手からの折り返しを2年生、柴野惺選手が右足で決めて勝ち越し。そのまま逃げ切り2-1で勝利。14大会連続19回目の選手権全国大会へ進出しました。
主将の上原颯太選手は「全国大会では米子北らしさを出して戦い、優勝して帰ってこられるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。
率いる城市徳之総監督は「焦れずに粘り強く戦ったことは成長だと思う。全国では一戦一戦全力で戦います」と気持ちはすでに全国へ向けられています。
練習量なら他のどの高校にも負けない自信のある米子北の選手たち。そんな彼らがどんな活躍をしてくれるのか。米子北の初戦は山形明正と12月29日に行われます。
(取材・文 高校サッカー選手権民放 43 社/日本海テレビ)
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14大会連続19回目の全国出場を狙い、県内では無敵の米子北。相対するは初の全国出場を目指し、近年成長著しい鳥取城北。前回大会に続いて2年連続同じ顔合わせとなりました。
伝統の「堅守速攻」を掲げ、準決勝までで48得点2失点と圧倒的な力の差を見せつけてきた米子北。エースの森田尚人選手や、攻守の中心となるボランチの仲田堅信選手など実力派の選手が今年は揃いました。
一方、「アイデア溢れる攻撃サッカー」を軸に戦ってきた鳥取城北。攻守の要である初瀬颯太選手を中心に、CBで主将の織戸優生選手の守備力、ここぞという時にゴールを決めるFW橋本琉輝選手の得点力などで勝ち上がってきました。
お互いに点が取れない展開が続いた決勝戦は前半31分、右サイド田村郁颯選手のクロスをボランチの仲田堅信選手がゴール前へ飛び込み、ヘディングで決めて米子北が先制。米子北が1-0とリードしてハーフタイムへ入ります。
後半23分、鳥取城北の岡田睦斗選手がペナルティエリア内までドリブルで持ち込み、シュートしたボールが相手DFの手に当たりPKを獲得。自ら落ち着いて決めて同点に追いつきます。
それでも動じないのが試合巧者の米子北。後半34分、鳥取城北の選手たちの足が止まる中、途中出場の愛須隆聖選手からの折り返しを2年生、柴野惺選手が右足で決めて勝ち越し。そのまま逃げ切り2-1で勝利。14大会連続19回目の選手権全国大会へ進出しました。
主将の上原颯太選手は「全国大会では米子北らしさを出して戦い、優勝して帰ってこられるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。
率いる城市徳之総監督は「焦れずに粘り強く戦ったことは成長だと思う。全国では一戦一戦全力で戦います」と気持ちはすでに全国へ向けられています。
練習量なら他のどの高校にも負けない自信のある米子北の選手たち。そんな彼らがどんな活躍をしてくれるのか。米子北の初戦は山形明正と12月29日に行われます。
(取材・文 高校サッカー選手権民放 43 社/日本海テレビ)