◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5-1広島(30日、マツダスタジアム)

ヤクルトが広島に5-1で勝利し、ヒーローインタビューには8回途中無失点でプロ初勝利を挙げたドラフト1位ルーキー・山下輝投手が呼ばれました。

山下投手はプロ初勝利について「今年に1勝はしたいっていう思いでずっと1年間やってきたので、なんとか最後に1勝できて良かったです」と語り、プロ初勝利のボールは「母が1人で見に来てくれているので母に渡したいなと思います」と親孝行な一面を見せました。

▽以下、山下投手のヒーローインタビュー

--7回2/3を無失点でした。どんな心境？

「いやもう今はホッとしてます」

--前回の登板はプロ初登板でしたけれども、5回投げ切れずに敗戦投手。今日はどういうことを意識してマウンドに立った？

「やっぱり左打者の抑え方というのが前回反省で出たので、そこをしっかり今日は投げ切れたというのが今日はよかったところ」

--立ち上がりから内野ゴロを打たせて取るというピッチング。内容としては自分の思い描いていた通りに今日はできた？

「自分の持ち味だと思うので、そこが出せて良かった」

--3回以降はランナー背負いながらというピッチングも続きました。どういうことを意識してマウンドに立っていた？

「ランナーが出ても動じず投げるというのは自分の長所だと思うので、そこはいつも通りできた」

--今日は若い内山(壮真)選手とバッテリーを組んだ。ベンチなども含めてどんなコミュニケーションを取りながら今日は投げられた？

「(内山)壮真が引っ張ってくれたのでそれに応えられてよかった」

--打線も2本のホームラン。ベンチからどう見ていた？

「いやーもう5点も取ってくれたので楽に投げられました」

--高津臣吾監督とも記念撮影がありましたが、どんな言葉をかけられました？

「『頑張ったな』と言っていただきました」

--ドラフト指名後に疲労骨折などもあっていろいろ苦労されていた。リハビリも経てプロ初勝利にたどり着いたが、改めてこの1勝をどうかみしめていますか？

「やっぱり今年に1勝はしたいっていう思いでずっと1年間やってきたので、なんとか最後に1勝できて良かった」

--初勝利のボールはどうされますか？

「今日母が1人で見に来てくれているので母に渡したいなと思います」

--親孝行の1勝にもなったと思います。最後にぜひ今後に向けてスワローズファンに熱いメッセージを。

「まだまだここから頑張っていくので、応援よろしくお願いします」