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「流れを変えるくらいのピッチングしようと思った」侍ジャパン・根本悠楓 決勝戦リリーフ登板3回無失点の好投

2023年11月20日 13:19
「流れを変えるくらいのピッチングしようと思った」侍ジャパン・根本悠楓 決勝戦リリーフ登板3回無失点の好投
決勝戦リリーフ登板で無失点好投を見せた侍ジャパン・根本悠楓投手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
アジアプロ野球チャンピオンシップ2023 日本4x-3韓国(19日、東京ドーム)

タイブレークに突入した決勝韓国戦の10回ウラ、サヨナラで韓国を下しV2を達成した侍ジャパン

しかし4回終了時点では、先発・今井達也投手が相手打線につかまり2点ビハインド。それでも5回からリリーフ登板した根本悠楓投手が、3回を投げ4奪三振無失点の好投を見せ、日本の悪い流れを止めました。

試合後、根本投手は「流れが悪かったんで、流れを変えるくらいのピッチングをしようっていう思いで上がった」とマウンドに上がった心境を語りました。

レギュラーシーズン、所属チームの日本ハムでは先発で登板している根本投手。普段と違う登板だったことに「めちゃくちゃ緊張しました。全然違う緊張感で結構疲れた」と本音を明かした根本投手。

3回を投げ、スピードのあるストレートにインコースに攻める投球など、45球を投げ切り与えた被安打はわずか1。

この結果に根本投手は「まっすぐがよかった。スライダーもフォークも全体的に今回はよかった。シーズン中とは違う雰囲気と緊張感だったので、すごく重みがあったが、すごく良い経験になったので、来年につながると思う」と大舞台で成長できたことを話しました。

今後については「国際大会はよかったけど今年一年としてはあんまりよくない。まずはシーズン頑張りたい」と、来季の飛躍を語りました。