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高校野球の春の県王者はどちらか チャレンジマッチ阿南光対徳島商業【徳島】

2024年4月15日 20:00
高校野球の春の県王者はどちらか チャレンジマッチ阿南光対徳島商業【徳島】
高校野球です。

3月のセンバツ大会に出場し、ベスト8に進出した阿南光高校が、春の徳島県大会優勝の徳島商業高校と対戦するチャレンジマッチが、4月13日、徳島県阿南市でおこなわれました。


(阿南光の応援)
「(甲子園で)十分成長したと思います、2勝できたので」

(徳島商業の応援)
「走れる選手・打てる選手が揃っているので、(阿南光の)吉岡投手が投げたら、どのくらい打てるか楽しみです」

センバツで初のベスト8進出を果たした阿南光と、県大会優勝の徳島商業が対戦し、春の徳島県王者を決めるチャレンジマッチ。

阿南光の先発はエース吉岡暖、甲子園では2試合で完投勝利をあげました。

その吉岡は2回、ツーアウトながら2塁にランナーを背負います。

ここで、打ち取ったゴロをショートが悪送球、その間にランナーが還り、ノーヒットで徳島商業に先制を許します。

追いつきたい阿南光はそのウラ、4番の住江。

高々と上がった打球、しかし、徳島商業のレフト・久次米のファインプレーに阻まれます。

続く3回、阿南光はノーアウト2塁1塁のチャンスで9番の芝山が送りバント。

これを徳島商業の先発・近藤がエラーで、満塁とします。

1アウトとなって、バッターは甲子園でも勝負強いバッティングが光った2番の西村。

ライト線へのタイムリーヒットで2人が還り、阿南光が2対1と逆転します。

その後、吉岡はランナーを背負いながらも、要所をしめるピッチングで徳島商業に得点を許しません。

阿南光が4対1とリードして迎えた8回表、徳島商業はワンアウト1塁3塁とし、バッターは4番でキャプテンの吉田。

センターに抜けそうな当たりでしたが、阿南光の矢藤がファインプレー。

しかしこの間に3塁ランナーが還り、2点差に迫ります。

なおも3塁1塁のチャンスでしたが、ここは阿南光の吉岡が後続を三振にきってとりピンチをしのぎます。

結局、試合は阿南光がこのまま4対2で徳島商業に勝ち、甲子園ベストエイトの貫禄を見せました。

(阿南光高校 吉岡暖投手)
「初回から力んで調子悪かったが、調子悪いなりに抑えることができてよかった。1からトレーニングし直して(夏までの)3か月、ストレートにこだわってやっていきたい」

勝った阿南光は徳島県1位校、徳島商業は2位校として、4月27日から愛媛県で開催される四国大会に出場します。
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