女子マラソン界にニューヒロイン誕生 世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンで日本人トップでゴールした大塚製薬陸上部の小林香菜選手の横顔【徳島】
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1月、世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンで大塚製薬陸上部の小林香菜選手が日本人トップでゴールしました。
実業団1年目の23歳、急成長を続けるニューヒロインの横顔にカメラが迫りました。
(音生き)
「がんばれ ファイト」
女子マラソン界にニューヒロイン誕生。
(小林香菜選手23歳)Q.大会記録を更新し優勝今の気持ちは
「信じられない気持ちこんな良いタイムが出ると思ってなかったので」
まだ社会人1年目、あどけなさの残るその笑顔。
大塚製薬陸上部所属、小林香菜選手23歳。
急成長を続ける彼女の、素顔に迫ります。
(小林香菜選手)Q.見ている景色は変わったか
「そんな特に」「わたしも驚きました」
それもそのはず、去年12月の防府読売マラソン。
小林選手にとって、実業団に入って初めてのマラソンでした。
なのにいきなり自己ベストを5分近く縮める2時間24分59秒。
大会新記録をマークして優勝しました。
1月の大阪国際女子マラソンではさらに4分近く縮め、2時間21分19秒で日本人トップの2位。
実業団2レース目にして世界選手権参加標準記録を突破しました。
(小林香菜選手)
「自己ベストもたくさん更新できているが自分のタイムとして実感がわかないのが正直なところ」
「良くも悪くもまだ市民ランナーが感覚も残っているので」
群馬県出身の小林選手。
中学、高校は陸上部でしたが、早稲田大学時代は正式な部ではなく陸上のサークルに所属していました。
「日の丸」など遠く仰ぎ見るだけの市民ランナーだった彼女が運命を託したのが大塚製薬女子陸上部の河野匡監督でした。
(小林香菜選手)「電話した」
(大塚製薬女子陸上部河野匡女子監督)
「彼女がどうやったら実業団で続けられるのかの相談相手になった」
「今度給料もらって陸上続ける世界だからそれなりに覚悟がないと大変なところだよと話していた」
日本陸連長距離・マラソンディレクターとして日本のマラソン界を引っ張ってきた河野監督。
シドニーオリンピック代表の犬伏孝行選手やリオ・オリンピック代表の伊藤舞選手など長年にわたって多くの名選手を育てあげてきました。
(小林香菜選手)
「(卒業後も)マラソンやりたいという思いがあったのでマラソンをやるには大塚製薬でやるのが良いと思った」
「監督の人柄に惹かれて」
(大塚製薬陸上部河野匡女子監督)
「最初はチームの中で駅伝のメンバーになるようにまず育てられればと見ていた」
Q.この1年 何があった
「何があったんでしょうね」
「結果がついてくるということは彼女の持っている能力わたしが分かっていない潜在能力がすごいとしか今のところ言いようがない」
監督も舌をまく急成長。
その答えは練習にありました。
これは体の可動域を広げるトレーニングです。
(小林香菜選手)
「わたしは特に体が固い方なので可動域広げて股関節まわりとか」
「自分では実感ないがフォーム少しずつストライド伸びている足があがっていると言ってもらえて」「毎日これコツコツやっているので」
実業団ならではの充実した練習環境が成長につながっています。
さらには競技に取り組む姿勢も。
(真也加ジェルーシャ有里選手)
「結構 朝も午前も午後も走っているのを見かけるそういうところがストイックだし結構尊敬してます」
恵まれた環境、ストイックな姿勢、そして。
(林香菜選手)
「自分が一番走っていて楽しいのが(マラソン)景色見ながらボーっと走るのが好きなのでそれはマラソンにしかない」
「(マラソンを)やると決めたらやりきる」
9月に東京で開かれる世界選手権では、3人の代表が日の丸を背負います。
代表選手の発表は来月。
マラソン界のニューヒロインが、世界の舞台で躍動する姿を見られるかもしれません。
(大塚製薬陸上部河野匡女子監督)
「「どうなっていくのだろう」というのが正直なところマラソンの世界に入ってきてこの短期間で日本歴代10傑の記録をマークするのは今までの選手にはない」
「オリンピック代表とかいろんな目標を設定してきたら可能性があればそこに私自身の経験とか知識が活かせるようにしたい」
(小林香菜選手)
「ケガや不調もこれからあると思うし辛い練習もたくさんあると思うが実業団入りたいと来た初心を忘れず」「一番の目標は世界の舞台をマラソンで走りたい」
実業団1年目の23歳、急成長を続けるニューヒロインの横顔にカメラが迫りました。
(音生き)
「がんばれ ファイト」
女子マラソン界にニューヒロイン誕生。
(小林香菜選手23歳)Q.大会記録を更新し優勝今の気持ちは
「信じられない気持ちこんな良いタイムが出ると思ってなかったので」
まだ社会人1年目、あどけなさの残るその笑顔。
大塚製薬陸上部所属、小林香菜選手23歳。
急成長を続ける彼女の、素顔に迫ります。
(小林香菜選手)Q.見ている景色は変わったか
「そんな特に」「わたしも驚きました」
それもそのはず、去年12月の防府読売マラソン。
小林選手にとって、実業団に入って初めてのマラソンでした。
なのにいきなり自己ベストを5分近く縮める2時間24分59秒。
大会新記録をマークして優勝しました。
1月の大阪国際女子マラソンではさらに4分近く縮め、2時間21分19秒で日本人トップの2位。
実業団2レース目にして世界選手権参加標準記録を突破しました。
(小林香菜選手)
「自己ベストもたくさん更新できているが自分のタイムとして実感がわかないのが正直なところ」
「良くも悪くもまだ市民ランナーが感覚も残っているので」
群馬県出身の小林選手。
中学、高校は陸上部でしたが、早稲田大学時代は正式な部ではなく陸上のサークルに所属していました。
「日の丸」など遠く仰ぎ見るだけの市民ランナーだった彼女が運命を託したのが大塚製薬女子陸上部の河野匡監督でした。
(小林香菜選手)「電話した」
(大塚製薬女子陸上部河野匡女子監督)
「彼女がどうやったら実業団で続けられるのかの相談相手になった」
「今度給料もらって陸上続ける世界だからそれなりに覚悟がないと大変なところだよと話していた」
日本陸連長距離・マラソンディレクターとして日本のマラソン界を引っ張ってきた河野監督。
シドニーオリンピック代表の犬伏孝行選手やリオ・オリンピック代表の伊藤舞選手など長年にわたって多くの名選手を育てあげてきました。
(小林香菜選手)
「(卒業後も)マラソンやりたいという思いがあったのでマラソンをやるには大塚製薬でやるのが良いと思った」
「監督の人柄に惹かれて」
(大塚製薬陸上部河野匡女子監督)
「最初はチームの中で駅伝のメンバーになるようにまず育てられればと見ていた」
Q.この1年 何があった
「何があったんでしょうね」
「結果がついてくるということは彼女の持っている能力わたしが分かっていない潜在能力がすごいとしか今のところ言いようがない」
監督も舌をまく急成長。
その答えは練習にありました。
これは体の可動域を広げるトレーニングです。
(小林香菜選手)
「わたしは特に体が固い方なので可動域広げて股関節まわりとか」
「自分では実感ないがフォーム少しずつストライド伸びている足があがっていると言ってもらえて」「毎日これコツコツやっているので」
実業団ならではの充実した練習環境が成長につながっています。
さらには競技に取り組む姿勢も。
(真也加ジェルーシャ有里選手)
「結構 朝も午前も午後も走っているのを見かけるそういうところがストイックだし結構尊敬してます」
恵まれた環境、ストイックな姿勢、そして。
(林香菜選手)
「自分が一番走っていて楽しいのが(マラソン)景色見ながらボーっと走るのが好きなのでそれはマラソンにしかない」
「(マラソンを)やると決めたらやりきる」
9月に東京で開かれる世界選手権では、3人の代表が日の丸を背負います。
代表選手の発表は来月。
マラソン界のニューヒロインが、世界の舞台で躍動する姿を見られるかもしれません。
(大塚製薬陸上部河野匡女子監督)
「「どうなっていくのだろう」というのが正直なところマラソンの世界に入ってきてこの短期間で日本歴代10傑の記録をマークするのは今までの選手にはない」
「オリンピック代表とかいろんな目標を設定してきたら可能性があればそこに私自身の経験とか知識が活かせるようにしたい」
(小林香菜選手)
「ケガや不調もこれからあると思うし辛い練習もたくさんあると思うが実業団入りたいと来た初心を忘れず」「一番の目標は世界の舞台をマラソンで走りたい」
最終更新日:2025年2月10日 20:12