箱根駅伝 参加者唯一の石川出身ランナー久保出雄太選手が被災地への思い胸に力走
1月2日、3日と2日間、行われた第100回箱根駅伝。
参加選手の中で唯一の石川出身のランナーが被災地への思いを胸に力走を見せました。
例年より3校多い23チームが出場した第100回箱根駅伝。
青山学院大学が圧倒的な強さを見せるなか往路を3位で折り返したのは城西大。
そして復路のトップバッターを務めたのは…
(実況)「2位駒沢大学とは39秒差6区石川県加賀市出身3年生の久保出雄太です」
小松大谷高校出身城西大学3年生の久保出雄太選手です。
エントリーされた全368人中、唯一の石川出身となる久保出選手。山下りの6区を力強く下ります。
(実況)「一般入試で入学して同好会からスタートし、一年生の10月に陸上部に入部しました。城西大学陸上同好会初の箱根ランナーでもあります」「エントリーの中で唯一の石川県出身。見るものに勇気を与える久保出雄太の走り!」
久保出雄太選手「石川県がすごいことになって走れることが当たり前ではないとわかりました。ラスト1キロは石川のことがよぎってしっかり走ろうと思いました」
久保出選手は、3位を守ってたすきをつなぎ城西大としては過去最高となる、総合3位に貢献。
ふるさとに勇気を届ける走りを見せました。