2日、全国高校サッカー選手権の3回戦に石川代表の星稜高校が臨みました。
大地震が発生したため地元の応援団が来られない中、他校のサッカー部員らが熱いエールを送りました。

PK戦までもつれた初戦を勝ち抜いた星稜の3回戦の相手は千葉の強豪・市立船橋。前日の地震で星稜の応援団が会場に来られないなかスタンドには2回戦で敗退した日大藤沢サッカー部。

さらに、星稜応援席には対戦チーム、市立船橋から提供された緑のメガホンが。

星稜主将・倉畑鉄将「自分たちの応援がない 苦しい時に他チームから応援されていると実感もった。（地元・石川で）応援してくれている人たちのためにも今日絶対勝たないといけない」

その星稜は1点を追う前半29分。

（実況）「天川から零れたところいれたー」

天川達心からのパスをワンタッチで決めた山口晴が試合を同点とします。

しかし後半。

（実況）「守り切れるか星稜。安立のシュート」

市立船橋・足立陽が強烈シュート。その後も猛攻を受け、星稜は3回戦で敗退となりましたがスタジアムには友情と応援の輪が広がっていました。