パリパラリンピックの選考を兼ねた、パラ陸上の世界選手権に出場する岡山県真庭市の川口梨央選手の激励会が、市役所で行われました。

　神戸市で5月に開かれる世界パラ陸上選手権に出場する、真庭市在住の川口梨央選手。式では太田昇市長が「全力を尽くし、見事な成績を収めることを祈っています。」と激励しました。

　知的障害者クラスの走り幅跳びが専門の川口選手は、2019年に当時の日本記録をマーク。去年のアジア大会では銀メダルを獲得するなど実力をつけ、初の世界パラに挑みます。

（川口選手）「自分の記録が5メートル32センチなので、それよりもう少しパリパラに行けるくらい距離を出したい。」

　大会は5月17日に行われ、川口選手は2位以内に入ればパラリンピックへの出場が有力になるということです。