プロ野球宮崎キャンプ 広島の大黒柱・大分出身森下は調整順調 2年目常廣には同級生のTOS記者が取材
プロ野球の宮崎キャンプの現地リポートです。
◆TOS渡辺一平記者(宮崎県 天福球場)
「広島東洋カープの春季キャンプが行われている宮崎県日南市です。現在、県出身の森下選手や常廣選手がキャッチボールをしています。スラィリー調子はどう?調子良すぎて鼻が伸びてしまいました」
日南市でキャンプを行う広島東洋カープ。昨シーズンは8月まで首位をキープしていましたが、9月に20敗とまさかの大失速。結局4位でシーズンを終えました。
雪辱に燃える今シーズン、7年ぶりのリーグ優勝を目指しています。
そんなカープの大黒柱が大分市出身の森下暢仁投手です。昨シーズンは、2年ぶりに二桁勝利を挙げてチームに貢献。自身初の開幕投手を目指して、今、調整を進めています。
そして、カープの投手陣の中にもう1人期待の県出身選手が…。それがプロ2年目、大分市出身の常廣羽也斗投手です。
◆広島 常廣羽也斗投手
「去年は1年間、初めてのことが多かったので、 いろいろわからないことだらけだったが、 ことしはその分、自分の野球に集中できている」
青山学院大学からドラフト1位で入団した常廣投手。大分舞鶴高校出身者としては初のプロ野球選手です。ルーキーイヤーの昨シーズンは、9月にプロ初勝利を挙げました。
渡辺記者がインタビューしたかったのはこの常廣投手。
実は舞鶴高校野球部時代のチームメイトなんです。
◆TOS 渡辺一平記者「よろしくお願いします。お久しぶりです。きょうはテレビ大分を代表して、そして、友人として常廣選手にインタビューさせてもらいます」
◆広島 常廣羽也斗投手「友人だったっけ?」
そうは言うものの、常廣投手は練習中に渡辺記者の姿をさがしてくれていたんです。
◆常廣投手
「めっちゃさがした」
◆渡辺記者
「ありがとう」
◆常廣投手
「(高校時代の渡辺記者は)いじられキャラ。今もかもしれないが。高校2年間同じクラス。3年間野球部の同期。(野球部の)同級生も9人しかいなかった。一平の仕事モードが見れられて俺はうれしいよ」
◆渡辺記者
「恥ずかしい」
さて、ここからは記者として常廣投手の思いに迫ります。ルーキーイヤーの昨シーズン、1軍の舞台で2回登板したものの、満足する1年ではなかったそうです。
◆常廣投手
「9月に初勝利できたが、1年通していったら、 あまり納得する1年にできなかったので、そういう反省とかを、ことしは理解してやっている」
高校時代から闘志を胸に秘めひたむきに努力を続ける常廣投手の姿を見てきたという渡辺記者、このインタビューの際にも今シーズンにかける強い気持ちを感じることができたそうです。
◆常廣投手
「まだまだここからアピールする機会はたくさんあるので、それ1個1個しっかりクリアして、(先発)ローテーションに入りたい。やっぱり先発ピッチャーである以上は、2桁(勝利)は一つの数字になる」
最後に大分の皆さんに向けてメッセージをもらいました。
◆常廣投手
「2年目になるのでしっかりことしはたくさん投げて勝てるように頑張るので、 大分県からも応援よろしくお願いします」
常廣投手、そして、広島カープの今シーズンのさらなる飛躍に期待です。