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竿燈まつりまで約2か月 子どもたちが差し手やお囃子に挑戦 初めて竿燈に触れる児童も

2024年6月7日 19:27
竿燈まつりまで約2か月 子どもたちが差し手やお囃子に挑戦 初めて竿燈に触れる児童も

秋田市の伝統行事・竿燈まつりに向け、子どもたちが差し手や囃子方に挑戦する体験講習会が、今週、開かれています。

6日夜は、父親と一緒にまつりに参加するため、初めての竿燈に触れる児童の姿もありました。

小学5年生の藤原岳さんは、6日夜、初めて体験講習会の会場を訪れました。

以前、竿燈まつりで差し手を務めていて、仕事の都合で8年ぶりに秋田に戻った父親と一緒に、まつりに参加するためです。

初めて触れる竿燈。

思うようにはあがりません。

しかし、技を競い合う竿燈妙技会にも毎年参加しているという講師役からアドバイスをもらうと、徐々にコツをつかみ始めます。

藤原岳さん
「初めてだったので、まず持ち上げるという基本を頑張りたいです」
「肩やおでことかも練習して上手くなりたいです」

この講習会は、まつりの担い手を増やそうと、秋田市竿燈会が毎年開いているもので、6日は約100人が集まりました。

参加者は重さ15キロの竿燈・小若のあげ方や、太鼓と笛で奏でるお囃子をそれぞれのレベルに合わせて学びました。

今年は新しい取り組みとして、小さい子どもでも竿燈まつりを体験できるスペースも設けられました。

秋田市竿燈会 加賀屋政人 会長
「できるだけ小さい子に、遊んでもらう感覚でいいので、竿燈に触れていただければ、大きくなってからそれを思い出して楽しかったなという思いで、またやってもらえるんじゃないかなと思って、そういう思いでやっています」
「まだ練習が始まった町内は少ないと思うんですけど、先駆けて私たち竿燈会がこういう場を設けて、少しでも早く竿燈に触れていただいて、町内や企業、学校に戻ってもらって練習を始めればいいかなというような思いです」

講習会は、7日も午後7時から開かれます。

本番のおまつりで参加可能な竿燈会の紹介もしてくれるということです。

秋田竿燈まつりは、今年も8月3日から6日までの4日間開催されます。

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