一足早く竿燈妙技を披露 屋台もにぎわう
秋田の夏の風物詩「竿燈まつり」が3日始まります。秋田市の社会福祉施設で一足早く演技が披露されたほか、ご当地グルメを楽しめるイベントも始まっています。
竿燈が披露されたのは秋田市寺内にある社会福祉施設高清水寿公園です。3日はJR東日本秋田支社の竿燈会のメンバーおよそ30人が訪れ妙技とお囃子を披露しました。
この施設ではまつり会場になかなか足を運べない利用者に竿燈を間近で楽しんでもらおうと毎年このような機会を作っています。
3日はほかの竿燈会も夜の本番を前に福祉施設を慰問して利用者に竿燈を披露しました。
一方、会場の通称・竿燈大通りの近くでは県内のご当地グルメを味わえるイベントが開かれていて、さっそく多くの人で賑わっています。
県内は朝から各地で晴れて気温が上がり厳しい暑さとなっています。最高気温は大館市で34.5度、北秋田市鷹巣で34.4度と猛暑日一歩手前となり、この2地点を含む10地点で今年一番の暑さとなりました。
観光客「暑いですね。熱いもの食べるとすぐ汗かくから、アイスとかたくさん食べたくなる。(竿燈は)見たことないのでどのくらいの大きさかなっていう楽しみと、乗せたりするんですよね。それもすごく楽しみです。落とさないかなー、なんて」
観光客「浴衣暑いですね。涼しいもんかと思ったら結構暑い。今日も天気いいし、風情あっていいと思います」「僕ら関東から来たので、祭りに参加するの初めてなので。一番難しいの腰だって聞いたので、それ見てみたいですね。難易度あるらしい」
「竿燈まつり」は3日から6日までの4日間開かれます。竿燈大通りでの演技はこのあと午後7時15分ごろ始まります。