県内景気「緩やかに回復している」　日銀が判断据え置き

日銀秋田支店は県内の景気について「緩やかに回復している」と今月も判断を据え置きました。

日銀秋田支店は最新の県内の景気動向を公表し、判断材料としている個人消費など主要6項目を今月もすべて据え置きました。景気全体についても「緩やかに回復している」と判断を据え置いています。

日銀は、賃上げが進み物価が上がる中でも消費者の購買意欲は大きく落ち込まず、宿泊・サービス業についても観光やビジネス客の需要を手堅く取り込んでいて、個人消費は堅調に推移していると分析しています。

一方で、中国の景気の落ち込みで影響を受けている生産分野や住宅投資の分野で回復の動きが弱いとしていて、景気全体については横ばいの圏内だと判断しています。