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能代港で岸壁整備 大型プロペラなども搬入可能に

2025年2月22日 18:11
能代港で岸壁整備 大型プロペラなども搬入可能に

洋上風力発電設備の設置などを行うための整備が進められている能代港で、大型のプロペラなども運び入れることができる岸壁が完成したことを祝うセレモニーが行われました。

セレモニーには能代市や隣接する市と町の関係者、それに国や県の担当者などが出席しました。

能代港は秋田港などと並び、洋上風力発電の設備設置や維持管理などを行う基地港湾として2020年度から整備が進められています。貨物船から風車のプロペラなど大型重量物の運び入れや設備の仮組み立てができるよう、改良する計画です。

今回完成したのは能代港の大森地区岸壁です。およそ1.9ヘクタールの地盤を整備し、金属の杭を打ち込み1平方メートルあたりおよそ35トンの重さにも耐えられるよう強化しました。

能代港が基地港湾として稼働することで、洋上風力発電設備の建設にかかる海上輸送の効率化やコストの大幅な削減が期待されています。国や県は今後も連携して能代港の整備を進めることにしています。

最終更新日:2025年2月22日 18:11
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