優秀な人材確保へ「採用センター」 防犯カメラやドラレコを迅速に解析する「捜査支援分析課」を新設 秋田県警察本部 組織再編
県警察本部は、この春の定期人事異動に向けた組織再編を発表しました。
警察職員の採用活動や、映像分析による捜査体制の強化などに取り組みます。
県警察本部が発表した主な組織再編では、警務部警務課に「採用センター」を新設して、採用活動の強化を図ります。
県警が昨年度実施した警察官の採用試験の最終倍率は2.0倍で、全国最低でした。
成り手不足が深刻化する中、県の内外から優秀な人材を確保したい考えです。
また、来年度の警察官の採用から、県北地区の鹿角、大館、北秋田、能代の4つの警察署管内での勤務を希望する人を対象にした「エリア採用」を、全国で初めて行うことにしています。
刑事部では、防犯カメラやドライブレコーダーの解析をより迅速に行うため「捜査支援分析課」を新設します。
さらに「捜査支援分析課」に「機動捜査隊」を統合し、24時間体制で、初動捜査や内偵事件の捜査支援を行い、事件の早期解決につなげたい考えです。