JR大館駅前の整備が完了 金箔約850枚使用の「黄金の秋田犬親子像」お披露目 常設展示へ
新たな駅舎の建設をはじめ、7年前から進められてきたJR大館駅前の整備が完了し、記念式典が行われました。
これに合わせて、JR大館駅前の観光施設では「黄金の秋田犬親子像」の常設展示が始まりました。
JR大館駅前には、バスやタクシーに加え、一般車両も乗り入れることができるロータリーが整備されました。
利用開始に先立ち、関係者が出席し、記念式典が行われました。
JR東日本 秋田支社 井料青海 支社長
「この駅前広場ができたことによって、まちの中心部であるとか、あるいは市のいろんなところとの連携交通結節点として、あるいはハブとして、このポイント(場所)が新たにスタートするということだと思います」
JR大館駅の周辺では、老朽化した駅舎の建て替えを含む再開発事業が7年前から行われてきました。
総事業費約37億2000万円をかけた一連の整備事業も、8日で完了です。
その整備事業のひとつの目玉として5年前に開館した観光施設が、秋田犬の里です。
8日、新たな展示物がお披露目されました。
「黄金の秋田犬の親子像」です。
約850枚の金箔が使われていて、大館市は、今年4月、「純金の秋田犬親子像」と合わせて1650万円で購入しました。
警備が必要なことから、大館市は、イベントの時だけの公開としてきましたが、市民から常設展示を望む声が多く寄せられたことから、方針を転換しました。
大館市 福原淳嗣 市長
「この黄金の秋田(犬)がいることで、ここが秋田犬の里が目的地になる、ここに来ていただいた方々が黄金の秋田犬を介して、またどんどん交流の輪が広がっていくとうれしいなと思います」
秋田犬の里は、年末年始を除いて毎日開館しています。
大館市は、「黄金の秋田犬親子像」の展示で、さらなる観光客の増加と、中心市街地の活性化につなげたい考えです。