沿岸を中心に雪を伴った強風 鉄道や空の便にも影響 風が強い状態は14日夜遅くにかけて続く見込み 十分な警戒を
通勤通学の時間帯、天気の急変に驚いた方も多いのではないでしょうか。急速に発達した低気圧の影響で13日朝の県内は沿岸を中心に風が強まりました。
大荒れとなった所もあり、列車の運転見合わせや飛行機の欠航が相次ぎました。
太田アナウンサー
「JR秋田駅前です。横殴りの雪が顔を打ち付けています。そして、あちらに設置してある消火栓の看板も風にあおられています。」
急速に発達した低気圧の影響で13日朝の県内は沿岸を中心に雪を伴って風が強まりました。
観測された最大瞬間風速は能代市と秋田市で24.2メートル、にかほ市で23.5メートルです。
強風や雪の影響で公共の交通機関にも影響が出ました。
JRは複数の秋田新幹線に遅れが出ました。在来線は昼過ぎにかけて羽越線が新屋駅と山形の吹浦駅の間で、花輪線が全線で運転を見合わせたほか、北上線は午後1時半すぎ以降のすべての列車の運転を見合わせています。五能線にも遅れが出ました。
空の便は秋田空港の東京、大阪、札幌便で欠航が相次ぎました。
冬型の気圧配置や寒気の影響で風が強い状態は14日夜遅くにかけて続く見込みで、引き続き吹雪に注意が必要です。