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風物詩 巨大絵馬の制作 描くのは御年91歳の水墨画家 秋田市・総社神社

2024年11月27日 18:17
風物詩 巨大絵馬の制作 描くのは御年91歳の水墨画家 秋田市・総社神社

今年も早いもので残りおよそ1か月です。秋田市の神社では毎年恒例の干支が描かれた大きな絵馬の制作が行われました。

鴨下アナウンサー
「年末年始が近づいているんだなと感じます。これからこちらの巨大な絵馬に、来年の干支が描かれます」

秋田市川尻の総社神社は、毎年、干支が描かれた大きな絵馬を境内に掲げ参拝客を出迎えています。

大絵馬を描くのは、地元の水墨画家飯塚洋三さんです。御年91歳の飯塚さんは2009年から制作を担っていて今回が16回目。来年の干支・巳を秋田杉で作られた畳およそ6畳分の大絵馬に描いていきます。

飯塚洋三さん
「ヘビは一本だから簡単なようだけど、一番難しい笑」

描くこと、約4時間。縁起の良い白ヘビと、同じく縁起物のマツが描かれた大絵馬が完成しました。ヘビは脱皮をする様子から復活と再生を連想するとされ、新たな変化や成長、また、長寿の象徴とも言われてきました。

飯塚洋三さん
「ヘビというのは非常に精があるとか財産を守るとかお金を稼ぐとか、恩を忘れないとか、非常にこう昔から伝えられていることが多いんですよ。そういうものを積極的に何かに立ち向かってもらいたいと。そういう年であってほしいと思います。きっと良い年になると思います」

完成した絵馬は奉納式が来月1日に行われ、来年の暮れまで境内に飾られます。

最終更新日:2024年11月27日 18:47
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