生産拡大を目指し ダリアの専門研修スタート
秋田県が生産拡大に力を入れているダリアをめぐり、秋田市で新たに生産者向けの研修が始まりました。
実習を中心とした研修で、市場への出荷を目標に、来年1月までの研修に臨みます。
ダリアの専門研修は、秋田市園芸振興センターが生産者の確保と育成を目的に、今年度新たに始めました。
初日の14日は、開講式に続いて、ダリアの収穫作業など早速実習が始まりました。
県はダリアを重点品目に位置づけ、県オリジナル品種の「NAMAHAGEダリア」を開発するなど生産拡大に力を入れています。
ただ、去年、県全体の出荷量は大雨や猛暑などの影響でおととしの48%にとどまりました。
生産者の高齢化も進んでいます。
実習が中心の研修は来年1月までで、研修生は県外へのダリア出荷を目標に、技術の向上を目指します。