中学生が育児体験 出産や子育てに理解を深める 湯沢市
湯沢市の中学校で育児の体験会が開かれました。生徒たちが赤ちゃんにミルクをあげたり、抱っこであやしたりしながら、出産や子育てに理解を深めました。
湯沢市は中学生に出産と子育てへの理解を深めてもらい、命や将来を考えるきかっけにしてほしいと育児の体験会を開いています。
今年度初めて開かれた雄勝中学校の体験会では、1年生の生徒たちが生後5か月から1歳までの赤ちゃんにミルクを飲ませるなどして育児を体験しました。
「1回200飲むんですけどそれを1日4回から5回飲んでます」
「はい、どうぞ、そのまま。そうそうそう上手、そうそう、ぐっと入れちゃっていいよ上手~~」
生徒たちは育児中の母親の話を聞きながら子育ての大変さや楽しさについても学びました。
女子生徒
「慣れないことだったけど、喜んでもらったりしてるところがとてもかわいかったです。将来の夢が保育士なので、このような体験をいかしていきたいです」
女子生徒
「気配り出来て赤ちゃんの気持ちを考えられるようなお母さんになりたいです」
男子生徒
「本当大変だなと思ったし、改めてお母さんやお父さんの努力した積み重ねに感謝しかないですね」
専用のジャケットを身に着け妊婦の体験も行い、出産と育児への学びを深めた生徒たち。体験会は、9月に稲川中学校でも開かれることになっています。