「フォーカス徳島」では、3月31日からの一週間、徳島県内各地の桜の名所をお伝えしていきます。

3月31日は徳島県神山町で「しだれ桜」が見ごろを迎えているスポットへ、豊成春子アナウンサーが取材に行ってきました。



徳島市内から車で約40分、徳島県神山町の山あいに話題の桜スポットがあります。

神山町鬼籠野にある「ゆうかの里」、3日ほど前から一気に花が咲き始め、いま、満開を迎えています。

（ゆうかの里 佐々木欽市さん）
「昨日は（人が）いっぱいでどうにもならないくらい」

ここを管理している佐々木さん、2007年から自身のスダチ畑に桜を植え始めました。

最初はわずか3本でしたが、今では500本ものしだれ桜が花を咲かせ、桜の名所として人気を集めています。

（豊成春子アナウンサー）
「しだれ桜が柔らかい風にふわふわと揺れています。まるで桜のシャワーが降り注いでいるようです。園内はしだれ桜のほかに、菜の花やサクラソウも咲いていて、春の色と春の香りに包まれています」

31日は平日にも関わらず朝から多くの人が訪れ、山一面に広がるしだれ桜を楽しんでいました。

「めっちゃ綺麗でびっくりしました」
「しだれ桜がこんなにいっぱい、初めて見ました」
「3人でいい記念になりますね」
「3年連続で（来た）。今日ほんまに『うわっ』て。途中から登ってくる時から『うわ、うわっ』とか言いながら、『もうちょっと』って言いながら、ここまで来ました。最高です」

（ゆうかの里 佐々木欽市さん）
「やっぱり嬉しい。みんな来てくれたら。かげないのない存在。自分に対しては。もう桜しかない」

佐々木さんによりますと、「ゆうかの里」のしだれ桜は天候によりますが今週末ごろまで見ごろだということです。


なお、「ゆうかの里」は駐車台数に限りがあるので、訪れる際は注意してください。