四国4県との合同物産展 自らも東京の会場でPRへ
佐竹知事の発言をきっかけに四国4県との合同物産展が来週、東京と名古屋で開かれます。佐竹知事は6日の定例の記者会見で、自らも東京の会場で四国の特産品をPRすると述べました。
合同物産展は徳島県や愛媛県の知事の呼び掛けで決まりました。佐竹知事は定例の記者会見で「大変失礼があったにもかかわらずありがたい。私も四国の物産を時間をとってPRしたい。」などと述べました。
15日に東京・有楽町の東京交通会館で秋田と四国4県の名産詰め合わせセットを販売し、16日と17日は秋田と徳島の名古屋事務所が入るビルで各県の日本酒を中心に販売します。佐竹知事は東京での合同物産展に駆け付け、自らも会場で四国の特産品をPRすることにしていて、恩返しをして挽回したいと述べました。
6日の記者会見では先月末までの捕獲頭数が1167頭となっているクマについても質問が出ました。佐竹知事は野生鳥獣の食肉、ジビエとしてクマを加工する施設の建設を来年に向けて検討していると述べました。ただ国の補助金があるものの、解体処理ができる人の確保など課題もあるということです。
先月は美郷町でクマ3頭が丸一日建物の中にとどまったほか、秋田市や北秋田市では次々と人がクマに襲われけがをするなど市街地でのクマの出没が相次ぎました。今月に入ってもクマの出没は続いていて、県は国に対し財政支援に加えて麻酔銃の市街地での使用について規制の緩和も求めていくことにしています。