【秋田県知事選2025】佐竹知事の任期満了まで間もなく3か月 名乗りを上げる2人の年末年始を追う
佐竹知事の今の任期の満了まで、19日で3か月です。
佐竹知事は今期限りでの退任を表明していて、4月には16年ぶりに県政の新たなかじ取り役が誕生することになります。
その県知事選挙には、これまで元県議会議員と元副知事の2人が名乗りを上げています。
年末年始の動きを追いました。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
鈴木健太氏49歳は、去年11月に県議会議員を辞職し、県知事選挙に向けて準備を進めています。
新年は元日から街頭に立ちました。
鈴木健太氏
「みなさん明けましておめでとうございます。どうもありがとうございます。明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします」
鈴木氏は、兵庫県出身の元自衛官で、2006年に妻の地元の秋田市に家族で移住しました。
3期目の途中まで務めた県議会議員の選挙では、秋田市選挙区で毎回1万5000票以上を得て、上位当選を果たしてきました。
鈴木健太氏
「年が明けてからですね、全県各地域で私のお話を聞いてもらう『未来を語る会』を開いていきますので、そこでいかに多くの方に来ていただいて、自分の考えを聞いてもらって、まずは判断材料としてですね、していただければと思います」
取材した日は、にかほ市で集会を開いた鈴木氏。
秋田市以外で知名度を上げることが課題だと考えています。
県内各地で政策を訴えたり、有権者の声を聞いたりする機会を増やしています。
集会で最も時間をとって話しているのは「人口減少問題」についてです。
鈴木健太氏
「政策的に私が筆頭にあげているのは、この人口減少をあきらめないということです。秋田県で生まれた子どもの数、ピーク時は昭和23年生まれのみなさん、4万8000人以上です。昨年令和6年3600人です。10分の1どころじゃないんですね」
鈴木氏は、知事の任期にあたる4年間で、転出が転入を上回る社会減を、今の3000人前後から1000人台まで減らすことを目標に掲げています。
そのためには、県全体で若い世代の活躍を後押しする「寛容な社会」の実現が必要だと訴えます。
鈴木健太氏
「僕らよりもっと下の世代のことを、人数が少ないからついつい軽視してしまいますけども、こっちにもうちょっとスポットを当ててやって、若いやつだけども、まず生意気でもいいから言いたいことを言っていいよというような社会を作って、あ、これなら帰ろう、または別に秋田を出て行かなくてもいいなと、東京よりなんかいいなと思えるように、まずそういう社会を作っていきたい」
今月14日、鈴木氏は、秋田市の神社で必勝祈願の神事を行いました。
鈴木氏は、佐竹県政について「感染症対策や農業政策など堅実に対応している部分は継続させて、人口減少、観光などのより一層の成果が望まれる分野は対策を加速させていきたい」考えです。
鈴木健太氏
「まず秋田県はまだまだいけるんだと、決して人口減少最下位で甘んじているような県ではないということを力強くみなさんに訴えていきたいなと思います」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
猿田和三氏
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
こちらも、新年は元日から活動を始めた、元副知事の猿田和三氏61歳。
図らずして、選んだ場所も鈴木氏と同じ秋田市郊外の交差点です。
鈴木氏の到着に先立って支持を訴えました。
猿田和三氏
「いい一年にしたいです。県民のみなさんが笑顔が咲き誇る一年になればいいなと思っています」
猿田氏は、秋田市の豊岩地区出身です。
秋田高校から慶応大学に進んだあと、県職員になり、財政課長や産業労働部長などを歴任。
2021年4月からは副知事を務め、県知事選挙に立候補するため、去年11月末に辞職しました。
県政運営の方向性は佐竹知事と一致しているものの、自分ならではの新しいやり方で政策を進めていく考えです。
大学まで野球を続け、日本代表チームのキャプテンも務めたことがある猿田氏。
記者
「副知事を辞めるタイミングは、野球に例えると何イニング目ですか?」
猿田和三氏
「6回の表くらいですか。時間はあまり無いなと、中盤から選挙までそんなに時間は無いなという感じはしております」
選挙への挑戦は、今回が初めてです。
猿田和三氏
「なかなか厳しいですね。副知事と言っても一般の県民の皆さんにはなじみが無いので、結構苦労しています」
取材した日、出馬を表明して以降初めての演説会に臨んだ猿田氏。
知名度不足の不安とは裏腹に、会場には多くの人が集まっていました。
高校時代に野球でしのぎを削ったライバルに、秋田を代表するかつての名将も。
猿田和三氏
「私は3つの柱で仕事を進めていきたいと思っています」
「1つは安全安心な秋田、2つ目は希望に満ちた秋田、そしてその秋田をみんなで作る秋田です」
県職員時代は、多くの企業誘致に携わった猿田氏。
若い人たちが夢と希望を持って働ける環境を整えるとともに、女性が活躍できる社会づくりを進めて、人口減少に歯止めを掛けたい考えです。
猿田和三氏
「とにかく一人でも多くの皆さんとお会いして、私の話を聞いていただいて、県民の皆さんから意見をいただいて、それを徹底的に繰り返していく」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
この県知事選挙を巡り、自民党秋田県連は鈴木氏、猿田氏、いずれを推すかの対応が割れ、自主投票にすることが決まっています。
こうした中、党派を超えた県議会議員18人が鈴木氏を応援する有志の会を結成しました。
一方で、立憲民主党が猿田氏の支持を決めるなど、知事選の後押しを巡る動きが活発化しています。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
今月11日に秋田市で開かれた自民党秋田県連の会合。
県関係の国会議員も顔をそろえました。
自民党秋田県支部連合会 御法川信英 会長
「令和7年は、非常に多くの選挙がある年でございます」
「きょうは皆さんからのご意見を賜りながら、この一年、しっかり勝ち抜いていけるような体制を作ってまいりたい」
冒頭以外非公開で行われたこの会合でも、知事選についてどちらの候補を推すかは一本化されず、自主投票が正式に決まりました。
保守分裂の選挙になります。
御法川信英 会長
「どちらも能力もあって、どちらもふさわしい候補であろうということになっていて、でまぁ自主投票ということ」
衆議院議員で、自民党秋田県連会長の御法川信英氏、自身の見解は…。
記者
「御法川先生は、鈴木健太さんと猿田さんどちらを応援するっていうのは…」
御法川氏
「それはコメントしません。コメントしません」
県関係の衆議院議員の冨樫博之氏と福原淳嗣氏も、対応の明言を避けています。
夏の参議院選挙に自民党公認で出馬する元参議院議員の中泉松司氏は、党が一枚岩になれない状況はやりづらいと明かしました。
中泉松司氏
「いろんな場面で言葉を選ばなきゃいけないですし、行動も制限される部分があるので、非常に厳しいなと率直に思いますが、こればっかりはどうしようもない話ですので、なんとかそれを乗り越えていくしかないかなと思っています」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
こうした中、鈴木氏を応援する有志の会が立ち上がりました。
自民党会派の15人とみらい会派の2人、それに1人会派きらりの県議会議員合わせて18人です。
佐々木雄太 共同代表(自民)
「これからの秋田の新しいリーダーにふさわしいかじ取り役には鈴木健太さんがふさわしいと強く思っている一人です」
佐藤光子 共同代表(きらり)
「みなさんと共に鈴木健太さんの政策であったり、思いを伝え、そしてより多くの人たちの心に響くような活動や取り組みをしていきたい」
有志の会は、それぞれの議員の地元で演説会を開いたり、SNSを活用したりして、鈴木氏の政策の発信を後押しすることにしています。
自民党秋田県連が知事選の自主投票を決めた後に会を立ち上げたことについて、鈴木洋一共同代表は。
鈴木洋一 共同代表
「県連が自主投票だということで、どの県会議員がじゃあ誰を応援するんだよという、非常に県民にとって分かりにくい、どうすればいいんだっていう、党員からもそういう話が出ていまして、じゃあだったら健太さんを応援する議員は我々だよっていうことをしっかりと有権者に、県民に明らかにしようじゃないかという趣旨もございまして、この会を立ち上げたということでございます」
有志の会は、今後、各市町村議会の議員にも参加を呼びかけることにしています。
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同じ日に、秋田市で幹部を集めた会合を開いた、立憲民主党秋田県連。
独自候補の擁立を断念し、猿田氏を支持することを決めました。
立憲民主党 緑川貴士 代表
「企業誘致を製造業中心に進めてこられた。この産業の育成というところと、雇用の創出に取り組まれてきた実績は、この人口減少対策として大きな実績があるというふうに捉えております」
支持にあたり、立憲民主党秋田県連は、人口減少ワーストからの脱却を目指す政策の協定を猿田氏と結んでいます。
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対応が大きく割れている、自民党秋田県連。
早い段階から猿田氏を後押しする姿勢を鮮明にしてきたのが、参議院議員の石井浩郎氏です。
元プロ野球選手で、秋田高校野球部では猿田氏の1年後輩に当たる石井氏。
石井浩郎氏
「慶応の中で伝説のキャプテンと 呼ばれる存在であります」
「自分の夢だったプロ野球、目の前まで届くところに来ていながら、それをあえてやめて県庁に行くんですね。秋田に対する思いが違ったと私は思っております」
このほか、自民党秋田県連では、県議会議員の柴田正敏副会長なども猿田氏を支援する方針を明らかにしています。
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県知事選挙を巡っては、秋田市出身で沖縄の卓球チームの運営会社を経営している早川周作氏が出馬を引き続き検討しています。
選挙の構図、そしてその周りの後押しの姿勢が、少しずつ固まりつつあります。
県知事選挙は、3月20日に告示され、4月6日に投票が行われます。
佐竹知事は今期限りでの退任を表明していて、4月には16年ぶりに県政の新たなかじ取り役が誕生することになります。
その県知事選挙には、これまで元県議会議員と元副知事の2人が名乗りを上げています。
年末年始の動きを追いました。
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鈴木健太氏49歳は、去年11月に県議会議員を辞職し、県知事選挙に向けて準備を進めています。
新年は元日から街頭に立ちました。
鈴木健太氏
「みなさん明けましておめでとうございます。どうもありがとうございます。明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします」
鈴木氏は、兵庫県出身の元自衛官で、2006年に妻の地元の秋田市に家族で移住しました。
3期目の途中まで務めた県議会議員の選挙では、秋田市選挙区で毎回1万5000票以上を得て、上位当選を果たしてきました。
鈴木健太氏
「年が明けてからですね、全県各地域で私のお話を聞いてもらう『未来を語る会』を開いていきますので、そこでいかに多くの方に来ていただいて、自分の考えを聞いてもらって、まずは判断材料としてですね、していただければと思います」
取材した日は、にかほ市で集会を開いた鈴木氏。
秋田市以外で知名度を上げることが課題だと考えています。
県内各地で政策を訴えたり、有権者の声を聞いたりする機会を増やしています。
集会で最も時間をとって話しているのは「人口減少問題」についてです。
鈴木健太氏
「政策的に私が筆頭にあげているのは、この人口減少をあきらめないということです。秋田県で生まれた子どもの数、ピーク時は昭和23年生まれのみなさん、4万8000人以上です。昨年令和6年3600人です。10分の1どころじゃないんですね」
鈴木氏は、知事の任期にあたる4年間で、転出が転入を上回る社会減を、今の3000人前後から1000人台まで減らすことを目標に掲げています。
そのためには、県全体で若い世代の活躍を後押しする「寛容な社会」の実現が必要だと訴えます。
鈴木健太氏
「僕らよりもっと下の世代のことを、人数が少ないからついつい軽視してしまいますけども、こっちにもうちょっとスポットを当ててやって、若いやつだけども、まず生意気でもいいから言いたいことを言っていいよというような社会を作って、あ、これなら帰ろう、または別に秋田を出て行かなくてもいいなと、東京よりなんかいいなと思えるように、まずそういう社会を作っていきたい」
今月14日、鈴木氏は、秋田市の神社で必勝祈願の神事を行いました。
鈴木氏は、佐竹県政について「感染症対策や農業政策など堅実に対応している部分は継続させて、人口減少、観光などのより一層の成果が望まれる分野は対策を加速させていきたい」考えです。
鈴木健太氏
「まず秋田県はまだまだいけるんだと、決して人口減少最下位で甘んじているような県ではないということを力強くみなさんに訴えていきたいなと思います」
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猿田和三氏
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
こちらも、新年は元日から活動を始めた、元副知事の猿田和三氏61歳。
図らずして、選んだ場所も鈴木氏と同じ秋田市郊外の交差点です。
鈴木氏の到着に先立って支持を訴えました。
猿田和三氏
「いい一年にしたいです。県民のみなさんが笑顔が咲き誇る一年になればいいなと思っています」
猿田氏は、秋田市の豊岩地区出身です。
秋田高校から慶応大学に進んだあと、県職員になり、財政課長や産業労働部長などを歴任。
2021年4月からは副知事を務め、県知事選挙に立候補するため、去年11月末に辞職しました。
県政運営の方向性は佐竹知事と一致しているものの、自分ならではの新しいやり方で政策を進めていく考えです。
大学まで野球を続け、日本代表チームのキャプテンも務めたことがある猿田氏。
記者
「副知事を辞めるタイミングは、野球に例えると何イニング目ですか?」
猿田和三氏
「6回の表くらいですか。時間はあまり無いなと、中盤から選挙までそんなに時間は無いなという感じはしております」
選挙への挑戦は、今回が初めてです。
猿田和三氏
「なかなか厳しいですね。副知事と言っても一般の県民の皆さんにはなじみが無いので、結構苦労しています」
取材した日、出馬を表明して以降初めての演説会に臨んだ猿田氏。
知名度不足の不安とは裏腹に、会場には多くの人が集まっていました。
高校時代に野球でしのぎを削ったライバルに、秋田を代表するかつての名将も。
猿田和三氏
「私は3つの柱で仕事を進めていきたいと思っています」
「1つは安全安心な秋田、2つ目は希望に満ちた秋田、そしてその秋田をみんなで作る秋田です」
県職員時代は、多くの企業誘致に携わった猿田氏。
若い人たちが夢と希望を持って働ける環境を整えるとともに、女性が活躍できる社会づくりを進めて、人口減少に歯止めを掛けたい考えです。
猿田和三氏
「とにかく一人でも多くの皆さんとお会いして、私の話を聞いていただいて、県民の皆さんから意見をいただいて、それを徹底的に繰り返していく」
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この県知事選挙を巡り、自民党秋田県連は鈴木氏、猿田氏、いずれを推すかの対応が割れ、自主投票にすることが決まっています。
こうした中、党派を超えた県議会議員18人が鈴木氏を応援する有志の会を結成しました。
一方で、立憲民主党が猿田氏の支持を決めるなど、知事選の後押しを巡る動きが活発化しています。
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今月11日に秋田市で開かれた自民党秋田県連の会合。
県関係の国会議員も顔をそろえました。
自民党秋田県支部連合会 御法川信英 会長
「令和7年は、非常に多くの選挙がある年でございます」
「きょうは皆さんからのご意見を賜りながら、この一年、しっかり勝ち抜いていけるような体制を作ってまいりたい」
冒頭以外非公開で行われたこの会合でも、知事選についてどちらの候補を推すかは一本化されず、自主投票が正式に決まりました。
保守分裂の選挙になります。
御法川信英 会長
「どちらも能力もあって、どちらもふさわしい候補であろうということになっていて、でまぁ自主投票ということ」
衆議院議員で、自民党秋田県連会長の御法川信英氏、自身の見解は…。
記者
「御法川先生は、鈴木健太さんと猿田さんどちらを応援するっていうのは…」
御法川氏
「それはコメントしません。コメントしません」
県関係の衆議院議員の冨樫博之氏と福原淳嗣氏も、対応の明言を避けています。
夏の参議院選挙に自民党公認で出馬する元参議院議員の中泉松司氏は、党が一枚岩になれない状況はやりづらいと明かしました。
中泉松司氏
「いろんな場面で言葉を選ばなきゃいけないですし、行動も制限される部分があるので、非常に厳しいなと率直に思いますが、こればっかりはどうしようもない話ですので、なんとかそれを乗り越えていくしかないかなと思っています」
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こうした中、鈴木氏を応援する有志の会が立ち上がりました。
自民党会派の15人とみらい会派の2人、それに1人会派きらりの県議会議員合わせて18人です。
佐々木雄太 共同代表(自民)
「これからの秋田の新しいリーダーにふさわしいかじ取り役には鈴木健太さんがふさわしいと強く思っている一人です」
佐藤光子 共同代表(きらり)
「みなさんと共に鈴木健太さんの政策であったり、思いを伝え、そしてより多くの人たちの心に響くような活動や取り組みをしていきたい」
有志の会は、それぞれの議員の地元で演説会を開いたり、SNSを活用したりして、鈴木氏の政策の発信を後押しすることにしています。
自民党秋田県連が知事選の自主投票を決めた後に会を立ち上げたことについて、鈴木洋一共同代表は。
鈴木洋一 共同代表
「県連が自主投票だということで、どの県会議員がじゃあ誰を応援するんだよという、非常に県民にとって分かりにくい、どうすればいいんだっていう、党員からもそういう話が出ていまして、じゃあだったら健太さんを応援する議員は我々だよっていうことをしっかりと有権者に、県民に明らかにしようじゃないかという趣旨もございまして、この会を立ち上げたということでございます」
有志の会は、今後、各市町村議会の議員にも参加を呼びかけることにしています。
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同じ日に、秋田市で幹部を集めた会合を開いた、立憲民主党秋田県連。
独自候補の擁立を断念し、猿田氏を支持することを決めました。
立憲民主党 緑川貴士 代表
「企業誘致を製造業中心に進めてこられた。この産業の育成というところと、雇用の創出に取り組まれてきた実績は、この人口減少対策として大きな実績があるというふうに捉えております」
支持にあたり、立憲民主党秋田県連は、人口減少ワーストからの脱却を目指す政策の協定を猿田氏と結んでいます。
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対応が大きく割れている、自民党秋田県連。
早い段階から猿田氏を後押しする姿勢を鮮明にしてきたのが、参議院議員の石井浩郎氏です。
元プロ野球選手で、秋田高校野球部では猿田氏の1年後輩に当たる石井氏。
石井浩郎氏
「慶応の中で伝説のキャプテンと 呼ばれる存在であります」
「自分の夢だったプロ野球、目の前まで届くところに来ていながら、それをあえてやめて県庁に行くんですね。秋田に対する思いが違ったと私は思っております」
このほか、自民党秋田県連では、県議会議員の柴田正敏副会長なども猿田氏を支援する方針を明らかにしています。
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県知事選挙を巡っては、秋田市出身で沖縄の卓球チームの運営会社を経営している早川周作氏が出馬を引き続き検討しています。
選挙の構図、そしてその周りの後押しの姿勢が、少しずつ固まりつつあります。
県知事選挙は、3月20日に告示され、4月6日に投票が行われます。
最終更新日:2025年1月17日 20:14