火事で2人の遺体　長男・長女と連絡取れず

5日朝早く、鹿角市の住宅で火事があり、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。この家には5人が住んでいて火事のあと、20歳の長男と12歳の小学6年生の長女と連絡がとれなくなっています。

火事があったのは鹿角市十和田山根の自営業成田洋さん53歳の住宅です。警察と消防によりますと5日午前4時半ごろ近くに住む人から「家が燃えている」と消防に通報がありました。

火は通報からおよそ5時間後に消し止められましたが、この火事で住宅1棟が全焼し、1階部分から1人の遺体が2階部分からも1人の遺体が見つかりました。成田さんは5人暮らしで火事のあと、短大生で長男の拓人さん20歳と小学6年生で長女の和香さん12歳と連絡が取れなくなっています。成田さんと51歳の妻それに中学3年生の二男15歳は煙を吸って病院に搬送されましたが命に別条はないということです。

現場は東北自動車道の十和田インターチェンジから北東におよそ5キロの山あいの集落の一角です。警察が遺体の身元の確認を進めるとともに消防と火事の原因を調べています。