戦争の悲惨さを伝える企画展　秋田市で

長崎に原爆が投下されてから9日で79年です。県内でも多くの人が犠牲になった戦争の悲惨さを伝える企画展が今年も秋田市で開かれています。

秋田市の土崎みなと歴史伝承館で開かれている企画展。会場には戦時中の暮らしを撮影した写真や、秋田から戦地へと向かう兵士に贈られた旗など戦争に関連した資料が200点余り展示されています。

この企画展は終戦前夜に起きた「土崎空襲」の経験者とその家族などでつくる団体が戦争の悲惨さを伝えようと1975年から続けています。

土崎港被爆市民会議伊藤紀久夫会長
「戦争ということも知ってもらい平和についてどうすればいいかという
問題意識を持ってもらえればいいなと思って」

企画展「戦争と土崎空襲展」は来月1日まで開かれています。