土砂崩れ現場で発見の遺体、能登半島地震で行方不明の男性と判明
今月25日に石川県輪島市の土砂崩れ現場で見つかった身元不明の遺体について、能登半島地震で行方不明になっていた男性と判明しました。
身元が特定されたのは輪島市市ノ瀬町の垣地英次さんです。垣地さんは元日の能登半島地震で発生した大規模な土砂崩れに家が巻き込まれ、その後、行方がわからなくなっていました。
9月の豪雨以降、捜索活動は中断されていましたが、石川県警などは先週18日に捜索を再開。今月25日に垣地さんの住宅の基礎部分あたりの土砂を取り除いたところ、身元不明の遺体が発見され、DNA鑑定を進めていました。
身元の特定を受け、兄の弘明さんは「ようやく家族の元に帰ってきた。長い時間と労力をかけて捜索してくれた関係機関に感謝したい」とコメントしています。
能登半島地震では、輪島市で2人の方の行方がわかっていません。
最終更新日:2024年11月28日 14:59