2024問題への対応策 検討続く 実証実験の結果は年明けに公表へ
秋田県トラック協会はトラックドライバーの残業時間の管理や輸送の効率化を目指して行う実証実験の結果を来年はじめにも公表する方針を示しました。いわゆる2024年問題への対応策で、荷主側との連携も深めていきたい考えです。
秋田県トラック協会と県などは今年度、物流に関する課題を話し合う協議会をつくり、トラックドライバーの労働時間の上限を来年4月から厳格に管理する必要が生じるいわゆる2024年問題への対応策を検討しています。
トラック協会は現在JAなどと連携し、効率的な輸送方法や労働時間の管理方法を探るための実証実験を続けていて、16日の協議会では来年はじめにもこの結果を公表する方針が示されました。
トラック協会は輸送をスムーズに行うためには荷主側との連携も不可欠と説明していて、県内の経済団体などに理解と協力を求めていく考えです。