「裁判沙汰になる」などと言われ・・・ 電子マネー130万円分の被害
実在する会社をかたり「サイトの料金が未納だ」「払わないと裁判沙汰になる」などとうその電話を受け、秋田市の60代の女性が電子マネー130万円分をだましとられる詐欺被害にあったことがわかりました。
秋田中央警察署の調べによりますと今月24日、秋田市に住む60代の女性の携帯電話に、実在する会社「NTTファイナンス」をかたる男から「サイトの料金が未納だ」「払わなければ裁判沙汰になる」「いま払えば後日、95%は返金する」「支払うためには電子マネーを購入してもらう」などと電話がありました。
女性は男の要求に従って秋田市内のコンビニで26日まで複数回にわたって電子マネーのプリペイドカードを購入し、利用するための番号を相手に伝え、あわせて130万円分をだましとられたものです。
名前を使われたNTTファイナンスは会社のホームページで「電話番号が宛先のメッセージを通じて『料金の支払いがない』といった案内を送ることはなく、電子マネーによる支払いをお願いすることもない」などと注意を呼びかけています。