地元大歓迎 藤井八冠が大仙市へ
将棋の八大タイトルを独占する藤井聡太八冠が大仙市を訪れています。大曲の花火を紹介する施設や竜王戦の対局が行われる予定だった会場を訪れた藤井八冠。初めての秋田入りを地元も大歓迎で迎えています。
5日午後大仙市に入った藤井聡太八冠。まずは大曲の花火の歴史や花火の制作工程を紹介する施設はなび・アムを訪れました。藤井八冠は10月に前人未到の将棋の八大タイトル独占を達成し、先月にかけて行われた竜王戦も防衛を果たしました。先に4勝するとタイトルが得られる竜王戦。第6局が6日と7日に大仙市で行われる予定でしたが、藤井八冠が4連勝したためその対局はなくなりました。今回は竜王防衛を祝う会に招かれて大仙市を訪れました。
祝う会に先立ち、地元の小中学生の歓迎を受けて対局が行われる予定だった旧本郷家住宅も訪れた藤井八冠。大仙市の老松博行市長などと向き合い駒を指しました。秋田県を訪れるのはこれが初めてだという藤井八冠。旧本郷家住宅について「対局会場として素晴らしい場所を用意してもらっていた。ぜひまた対局で訪れることができればと思っている」と話しました。
5日の午後5時半ごろには藤井八冠を歓迎する花火が打ち上げられました。藤井八冠は6日も大仙市で開かれる催しに参加することになっていて、昼には対局の休憩の際に出される予定だった“幻の勝負めし”が披露されます。