「紅麴」サプリメント 県内208店舗で4650個販売
小林製薬の「紅麴原料」を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題で、大阪市が回収命令を出した3つの商品が県内では約4650個販売されていたことがわかりました。
小林製薬の「紅麴原料」を含むサプリメントを巡っては、4日時点で摂取していた5人が死亡、196人の入院が報告されています。
大阪市が回収命令を出した3つの商品について県が流通量を調べたところ、県内では208の店舗であわせて約4650個が販売されていたということです。
県は回収対象の商品を持っている人にただちに服用を止めるよう注意喚起しています。また、商品を摂取した人で体調不良など健康被害が疑われる場合は、医療機関での受診と、厚生労働省のコールセンターや最寄りの保健所への相談を呼びかけています。
県内の保健所には5日も商品を摂取していた人から、倦怠感や息切れなどを訴える相談が寄せられています。