能登半島地震の山林被害の調査 東北森林管理局から職員派遣
能登半島地震では山林も斜面が崩落するなど甚大な被害が出ていてます。被害の調査などを担い技術面で支援するため、秋田市に本庁がある林野庁東北森林管理局の職員が被災地に派遣されることになりました。
林野庁や各地の森林管理局は石川県からの要請を受けて、能登半島地震の山林被害に対する緊急支援チームを編成し職員を派遣しています。今回、新たに東北森林管理局からも職員1人の派遣が決まりました。
派遣される佐々木秀隆さんは「現地の方々の不安を一日でも早く軽減できるように林野庁職員としての職責を全うしてまいりたいと思います」と抱負を述べました。
元日の能登半島地震から1か月半以上が経った今も、大雨などによって崩落した山林が再び崩れ落ちる二次災害のリスクが懸念されています。林野庁の職員は現地で、避難所や集落周辺の山林が崩落する危険性を調べ、技術的な支援にあたります。
東北森林管理局から派遣される職員は、26日月曜日から来月1日まで震度7を観測した輪島市で民有林の被害調査などを担います。