200回以上無免許で公用車運転 事故も 51歳男性職員が停職6か月
県は、無免許で公用車を運転して事故を起こしたとして、51歳の男性職員を停職6か月の懲戒処分にしました。
この職員は、6年以上無免許で公用車を運転していました。
これは、21日に開かれた県議会総務企画委員会で県が明らかにしたものです。
無免許運転を繰り返していたとして停職6か月の懲戒処分を受けたのは、秋田地域振興局管内の出先機関に勤務する51歳の男性職員です。
県人事課によりますと、この男性職員は去年10月、由利本荘市内のコンビニの駐車場で公用車をバックさせた際、電柱に衝突し、助手席に乗っていた同僚にけがをさせました。
この事故がきっかけで、6年以上免許を失効していることが判明し、男性職員は、去年11月から自宅待機となっていました。
男性職員は、少なくとも200回以上、無免許で公用車を運転し、通勤でも4年前からマイカーを使っていたということです。
男性職員は、免許の失効から2年ほど経って気が付いていたものの、発覚を恐れ、そのまま放置していたということです。
県は、今後、職員の運転免許の有効期限を確認して、再発防止を図ることにしています。
この事案をきっかけに、県は約4500人の職員を対象に、運転免許の更新期限を確認したところ、1人が更新期限を過ぎていたということです。