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白神山地の世界自然遺産登録から30年

2023年12月11日 19:29
白神山地の世界自然遺産登録から30年

白神山地が日本で初めて世界自然遺産に登録されてから11日で30年です。藤里町では記念のセレモニーが行われ、関係者が節目の日を祝いました。

世界自然遺産登録30年を記念するセレモニーは藤里町などが開きました。世界的にも貴重なブナの原生林が広範囲に残り、多種多様な動植物が息づく白神山地。その価値が認められ、貴重な森林生態系を保護していこうと、30年前、1993年12月11日に鹿児島県の屋久島とともに日本で初めて世界自然遺産に登録されました。

藤里町にある標高380メートル余りの高山は、白神の山々を見渡せるポイントで10日にブナの植樹が行われました。秋田白神ガイド協会が5年前から毎年行っているもので今年も20本のブナが植えられました。白神山地を象徴するブナ。この先50年、100年と時を経て大樹へと生長していきます。

藤里町にとっては“おらほの森”という位置づけでもある白神山地。保護と利活用をどのように両立させていくのか模索が続いています。

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