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台湾・頼清徳総統「中国は台湾の祖国には絶対に、なり得ない」 中国側が反発の可能性

2024年10月6日 16:36
台湾・頼清徳総統「中国は台湾の祖国には絶対に、なり得ない」 中国側が反発の可能性
総統府提供

台湾の頼清徳総統は5日、「建国記念日」にあたる「双十節」を前にした行事で「中国は台湾の祖国には絶対に、なり得ない」と強調しました。中国側は反発する可能性があります。

台湾の頼清徳総統は5日、「建国記念日」にあたる「双十節」の10日を前に関連行事で演説し「中国は中華民国(台湾)の祖国には絶対に、なり得ない」などと述べました。

中国は今月1日に建国75年を迎えたのに対し、台湾の「双十節」は113回目となることを理由にしたものです。

さらに、頼総統は「もし中国の建国を祝おうとする人がいるなら、『祖国』という言葉を使うべきではない」などと主張しました。

中国でも活動する台湾の芸能人が中国の建国記念日にあわせ、SNS上で祝賀のメッセージを投稿していることなどを念頭に置いたものとみられています。

頼総統は「75歳以上の中国の人々にとっては、むしろ中華民国(台湾)が祖国になる可能性がある」とも語っており、頼総統を「台湾独立派」とみなし警戒する中国は、今回の発言に反発する可能性もあります。

最終更新日:2024年10月6日 16:36