石破首相“裏金問題”めぐり旧安倍派幹部らを非公認に
石破首相は自民党のいわゆる裏金議員の衆議院選挙での扱いをめぐり、旧安倍派の幹部ら少なくとも6人を非公認とし、裏金議員については比例代表での重複立候補は認めないことを発表しました。
石破首相は「国民の不信、怒りに対して自民党として、きちんと対応することが必要だ」として、裏金問題で非公認よりも重い処分を受けた議員らを非公認とすることを発表しました。
非公認となる見通しなのは、裏金問題で非公認よりも重い党員資格停止の処分を受けた下村博文氏、西村康稔氏、高木毅氏の3人。非公認よりは処分が軽かったものの、党の役職停止1年間の処分が続き、政治倫理審査会に出席していない萩生田光一氏、平沢勝栄氏、三ツ林裕巳氏の3人です。
また、裏金問題で処分を受けた議員のうち、説明責任が十分に果たされず、地元での理解が十分に進んでいないと判断される議員についても非公認とします。
一方、党の処分を受けなかった議員も含め、その他の裏金議員については選挙区での公認は認めますが、比例代表での重複立候補は認めないこととしました。