乗客5人が死亡 特急いなほの脱線転覆事故から19年 犠牲者の冥福を祈り安全への決意を新たに
乗客5人が死亡したJR羽越線・特急いなほの脱線転覆事故から、25日で19年です。
今年も慰霊式が行われ、JR東日本の役員などが犠牲者の冥福を祈りました。
25日は、JR東日本の社長などが、事故現場の近くに建てられた慰霊碑に花を捧げ、犠牲になった人たちの冥福を祈りました。
事故は、19年前、2005年12月25日の午後7時過ぎに発生しました。
秋田発新潟行きの、JR羽越線「特急いなほ14号」が、走行中に突風を受けて脱線・転覆し、秋田県人4人を含む乗客5人が死亡、33人が重軽傷を負いました。
JR東日本 喜勢陽一 社長
「安全は、経営のトッププライオリティであります。これは、我々鉄道人にとって、不変の使命ともいえるものであります。今日この慰霊の日にこの場に立たせていただいて、そうした気持ちをですね、強い決意をですね、新たにさせていただきました」
25日は、事故発生時刻の午後7時14分にも黙とうが捧げられます。