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“白ナンバー”所有事業所 アルコール検知器でのチェック義務化

2023年12月1日 18:42
“白ナンバー”所有事業所 アルコール検知器でのチェック義務化

12月のスタートと同時に変わるものがいくつかあります。いわゆる白ナンバーの車を一定台数所有する事業所に対して、1日から、運転する従業員のアルコール検知器でのチェックが義務化されました。

アルコール検知器での検査が新たに義務化の対象となったのは、白地に緑文字のいわゆる白ナンバーの車を5台以上、もしくは定員11人以上のバスなどを所有する企業や団体です。各職場ではこれまでも、人による対面での確認が行われてきましたが、1日からは運転の前と後に検知器で呼気を調べ、アルコールの数値を記録し、最低1年保存する必要があります。

タクシーやトラックなど人や荷物を運ぶ業務用の緑ナンバーの車は、すでにアルコール検知器でのチェックが義務化されていましたが、道路交通法の改正に伴いその範囲が広がりました。県警察本部によりますと今回、県内ではおよそ4500の事業所のおよそ8万人が、新たに義務化の対象となります

メーカーによりますと、検知器は食べ物や飲み物に含まれる微量のアルコールも検知する場合があります。あんパンやサンドイッチ、エナジードリンク、生みそタイプのインスタント味噌汁でも検知されることがあるということで、メーカーは測定する15分前には食事を終わらせ、うがいをして、正確な数値を出してほしいと呼びかけています。

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