大雨被害の新城川の桜 ことしも咲きそろう
秋田市の新城川沿いの桜並木が見頃を迎えています。去年7月の記録的な大雨で堤防の一部が崩れるなどの被害を受けましたが、今年も見事に咲きそろいました。
200本近いソメイヨシノが植えられている、秋田市の新城川沿いの桜並木。
いつもの年より早く見頃を迎えました。
飯島地区の住民でつくる団体が21年前の2003年に、地域に憩いの場をつくろうと集めた募金をもとに植えたもので、毎年、草刈りや害虫の駆除といった手入れや管理を続けています。
秋田市のサクラの名所の一つとなりましたが、
去年7月の記録的な大雨の爪痕が今も残ったままです。
大雨の影響で約100メートルにわたって堤防の片側が湾のように崩れ、
10本ほどのサクラが流されてしまいました。
姿・形は変わっても地域にとって欠かすことができない、桜並木。
見頃は今週いっぱい続きそうです。