北秋田市が補助金申請手続きに漏れ 1372万円不交付
北秋田市は農家や農業法人などからの補助金の申請について手続きに漏れがあり1372万円が交付されなかったことを明らかにしました。市の一般財源で補てんすることにしています。
北秋田市によりますと今年度、市内の農家や農業法人などから低コストで行った加工用米の生産に対する補助金の申請が68件ありました。しかしそのうち46件を県に申請していませんでした。30代の職員の集計作業に漏れがあったことが原因だということです。
補助金は県を通じて申請を受けた国から農家などに直接支給されますが今回の申請漏れであわせて1372万円が交付されませんでした。北秋田市は一般財源で補てんすることにしていて、今年度の補正予算案に費用を計上することにしています。
また北秋田市は30代の職員を減給10分の1、1か月の懲戒処分としたほか50代の部長、課長、係長をそれぞれ戒告としました。